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“オータンの森”のご紹介

  • 2025年12月10日
  • 読了時間: 3分

-基本となる考え方- 

はじめにお伝えしたように、私が考えてきた思いを多くの人々に共鳴して頂き、これを共有して頂く基本となる考え方を私なりにまとめてみました。

要約すると以下のようになります。「今日、大人も含め子供たちが好むと好まざるにかかわらずコンクリートや鉄で出来た無機的空間、SNS等の二次元のバーチャルリアリティーの世界に閉じ込められ、実社会、自然界から遠ざけられています。これによって気付かないまま精神障害によって本来の人間性が失われつつあることは子供たちの発達障害が留まるところがなく増加していることからもうかがえます。このような現代社会にあって自然や木とのふれあい、さらには現代人が忘れつつある手を使ったものつくりを通して豊かな人生の起点となり、人生の物語を代々伝えていけるよう多くの人々の協力によってヒト本来の感性をはぐくみ育てる事の出来るような場を創造し、物質文明の中で単なる部品(ヒューマノイド)と化してきた人間(ヒューマン)そのものの存在、いのちの再生を進める。」

最近、感性の豊かな若い世代を中心に自然回帰、一次産業への回帰へ向けた動きが現れ始めています。しかし、彼等が求める「人間らしい生甲斐」の場がほとんど存在せず、彼等の思いを商業化した偽物のリアリティーの場が横行しています。「ディズニーランド」、「ユニバーサルスタジオ・ジャパン」、「トトロの森」のような人気アニメを利用した施設。これらの施設はほとんど全てが人工的な既存の形、イメージの押し付けで、子供の豊かな想像力を育てようとしていません。一歳児が小石交じりの土の道をあえて裸足で歩くことで痛みを感じるという新鮮な驚きや、USJに行った子供が、研究所の谷川で初めてサワガニを手に取ったことの喜びの方がUSJよりも印象に残るという事実を親は感じ取るべきでしょう。

しかし、先進国の60代以降の世代は、好むと好まざるにかかわらず物質文明によって作り出された利便性にあふれた都市の生活環境で育ってきたためこれが当たり前のものとして受け入れてきました。60代以降で考えれば既に三代にわたってこのような環境で育ってきたことになります。

ヒト属(ホモ・サピエンス)はたまたまゲノム配列の1個が入れ替わっただけの偶然で生まれてきたそうですが、身体的能力はネアンデルタール人よりも劣っていたため、己を守るために物の豊かさを享受することこそ人生の目的であるかのように、豊かさを得るための手段が目的となってしまい今日に至っています。地球という惑星が作り上げた自然との共生、調和はヒト属に、とりわけ白人種に特化した物欲という未必の故意によって次々と破壊され、人類は自ら他の多くの生命を引き連れて破滅の淵に導かれていくことになるでしょう。

「オータンの森」というささやかな場が気付きの場になることを願っている次第です。この場を多くの人々に共有して頂き、生まれてくる子供たちのために一日も早くいのちの再生に取り掛かって頂ければと考えています。三世代にもわたって刷り込まれてきた「物質文明の蠱惑」は容易なことでは変えられませんが、前述したように生まれつき感性の豊かな人々によって現状を変える動きは生まれつつあるのが唯一の救いで、「オータンの森」がこの手助けを出来るようご協力を願う次第です。

次回は「場」の重要性について私見をまとめてみたいと思っています。

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